◆ 2005年7月22日〜30日 Las Vegas ◆◆ 2005年7月22日〜30日 Las Vegas ◆09/25/2005
■Part1. 準備編
■Part2. Antelope Canyon
■Part3. Monument Valley
■Part4. Cirque du Soleil "Ka"
■Part5. Cool Guys
■Part6. Ubiquitous Days
■Part7. Delicious Foods
■Part8. おまけ
MGMでやっているわりと新しめのシルクドソレイユのショー“Ｋａ”。
Wynnで始まった“Le Reve”とどっちを観ようかと迷いましたが、
“Ｏ”を観たことのある愉快なおばさん二人は全く趣の違うものをご所望、ということで“Ｋａ”を観ることに。
ＮＹ研修中の同僚がこの日午前中に最後の授業を受けてからベガス入りすることになって、
だったら夜１０時半からの回を観ることができるね、と、遅い方のチケットをゲット。
“Ｋａ”自体はいろんなところでご紹介されていますし、ここでその内容を書いても
観なきゃしょうがない！って感じでつまらないと思うので割愛させていただきます。
内容が気になる方はラスベガス大全さまのショーご紹介ページなんかでチェックしてみてくださいませ。
ここではチケットゲット、そして、会場入りするまでの事前準備編的なご紹介をさせていただきます。
チケットは現地でゲットできました。
私達は現地入りした金曜の夜にＭＧＭのボックスオフィスに行って、翌週火曜日のチケットを３枚ゲット。
“Ｋａ”は大全さまにも「座席の違いによる視野の違いはさほど感じられない」と紹介されていています。
私達は舞台正面のセクションのわりと前の方、舞台向かって右手の通路から３席続けて取れました。
いやぁん、結構いい席！良かったね。と喜んだのでした。
この通路から３席、というのが当日大きなアドバンテージを意味することになろうとは・・・
この時の私には全く予期せぬことでした・・・。
ひところの“Ｏ”のようにかなり前から手に入れておかないと、なかなか観ることができない、
というショーは最近ないような気がします。
良い席を確保したいということだったら、ある程度事前の動きが必要になってくるんでしょうけれどね。
ＭＧＭのウェブからもチケットを手配することが可能です。
出発前にチェックした時、舞台真ん前ど真ん中なんて席も空いていましたよ。
座席表で確認することもできるのでベストシートを確保したい方はウェブをチェック！すべし！
＊ ＊ ＊
チケットゲットはスムーズに進み、火曜の夜、後は同僚のＳさんと合流するだけ。
ここでハプニングが。
プラプラとベガスの街を徘徊していた私達が、夕方ホテルのお部屋に戻ってみると、
お部屋の電話に
ＮＹを夕方の便で発ってベガス入りする予定のＳさんからメッセージが。
飛行機が１時間ほどディレイ、とのこと。
・・・ってことはショー開始ギリギリになるかも？
と、いうことでベネシアン１階のカシノエリア横フードコートで待ち合わせ予定だったのを変更。
ＭＧＭのショー入口でお待ち合わせにすることに。
すでにＳさんは携帯に出られない状態だったようなので、その旨、留守電を残しました。
ええーっと、とりあえず、ギリギリまでショーの入口で待ってます。
開始に間に合わないような時はチケットをその辺の人に預けておくので
後は頑張ってチケットをもらって入ってきてください。席でお会いしましょう。
なーんて感じ。
あはは。
いや、冷たいようですが、１５０ドルものチケットをパァにするわけにもいかないし、
最悪の事態も考慮しつつ、最善を尽くそうとしたわけですよ。
アメリカでは飛行機のディレイなんて日常茶飯事ですから、ショーを観るはずの人が遅れてしまうという事態も
結構起こっているんだろうな、と考えられる。
と、いうことはそれに対処することはホテルの関係者としても
慣れているのでは？ ショーの関係者としても、ね。
で、私のとった行動はこんな感じ。
ネットでＳさんの乗った飛行機の離陸時刻、ベガス到着予定時刻を確認。→午後１０時３３分とかの到着予定とわかる。
あちゃー。 バリバリ間に合わないよ。
仕方ない。私達は先に会場に入ろう。
彼女はスムーズに空港を出られれば、３０分遅れ位でショー会場へ到着できて、半分はショーを楽しめるはず。
チケットを誰かにお願いしないといけなくなってしまったので早めにＭＧＭへ向かって、
まずはホテルのコンシアージュにチケットを預かってもらえないか聞いてみる。
すると、ショー会場の入口にいる人に言ってみて、とのこと。もぎりのお兄ちゃんに言えばいいよ、って感じ。
（あ、この反応、やっぱり結構こういうことってあるのかも。そう思った瞬間でした。）
もぎりのお兄ちゃんとは言われたものの、会場横のボックスオフィスで同じようにお願いしてみる・・・と
やっぱりもぎりのお兄ちゃんで、とのお答え。
まだ開場には時間があって、扉も閉まっているのですが、私も直接話して交渉成立しないと落ち着かないので
扉の内側にいるおじさまに目で合図してお話し。またまた同じお願いを。
すると、やっぱり時間になったらもぎりのお兄ちゃんが出てくるからそこでチケットを預ければいいよ、とのこと。
Markとかなんとかいうお兄ちゃんがいるから彼にお願いしてね、と僕も言っておいてあげるから、と。
ここまでやって、ようやく半分くらい安心。時間までカシノで遊ぶことにしました。あはは。
この時楽しんだ Little Green Man、ここで数ドルが２０ドルに化け、今後私のお気に入りのマシンになるのでした。
あは。
開場時間になり、観客の列がどんどん会場内へと吸い込まれていき、最後の最後まで待っていた私達も、
じゃぁ、中に入りましょうか、と観念。
チケットを封筒に入れて、私の名前とＳさんの名前を書いて、他人様に間違えて渡されないようにして、
もぎりのお兄ちゃんに今日何度目かになる「飛行機が遅れてしまったお友達のためにチケットを預かって欲しいの。」
というお願いを。 後はＳさん、頑張って入ってきてね！
と、いうことで会場内へ。
ありがちなことなんだけれど、お兄ちゃんはMarkではなくて、おじさんから話も聞いていなくて。
でも、やっぱりこんなケースも結構あることらしく、普通にチケットを預かってくれました。
ま、何事も、きちんと動けば何とかなるモンです。
転んでもただでは起きない。おばさん、伊達に歳食ってませんから。あはは。
でも、通路から３席で良かった。と、ここで思いましたよ。
途中で入ってくるＳさんも入りやすいし、見つけやすいものね。
で、ショーが始まって４０分位たった頃でしょうか、途中入場者が！！ Ｓさんだ！！
わーい！良く辿り着いたねー！良かった、良かった。
めでたく再会を果たしたのでした。
＊ ＊ ＊
これでもか！というくらいに人間の身体能力を極限にまで見せつける素晴らしいショー。
“Ｏ”を観た時、舞台がプールになったり、普通の舞台になったり、という想像もしなかったその世界にびっくりしましたが、
“Ｋａ”でも、舞台が空中に浮いていたり、壁になったり、また、違った意味で凄味を増していてブ・ラ・ボー！！
日本人のバトントワラー高橋典子さんもメインの中の一人で出演してらして、嬉しくなっちゃいます。
満足すること請け合い！オススメのショーです。
まだご覧になってない方はゼヒお楽しみくださいマセ。
＊ ＊ ＊
最後に・・・。
通路から３席だったのはＳさんとの再会するためだけでなく、違った意味でもラッキーでした。
会場内はとっても冷房が効いています。
私、ダメなんですよね、冷えるの・・・。
途中で限界！って感じになってしまってお手洗いに席を立ってしまいました・・・。
会場が冷えるのはどこでも同じなので上着も着込んでいったのですが、ダメでした・・・。
お後がよろしいようで・・・。苦笑
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