be's NY report

◆　2004年5月21日～28日　National Parks　◆

03/13/2005

　Badlands の Yellow mounds →

PART 3.　Rapid City　5/24（月）～25（火）

ジャクソンホールから途中ソルトレイクシティで乗り換えてラピッドシティへ。
乗り継ぎ時間はスケジュールを見ていただいておわかりのように
３０分といったところ。国内線ならではですね。
荷物は手持ちだし、ハブのソルトレイクシティでは
同じターミナル内の移動がメインなので特に支障はありませんでした。

この後も移動はこれくらいの乗り継ぎ時間でしたが、
小さな飛行機で荷物を手持ちにするのも煩わしくなってきて、
そのうち荷物をチェックインするように。
お陰様でロストバゲッジはなし。
結構きちんとしてくれるじゃないか、とアメリカのことを見直してしまいました。
（いや、悪いけど、本当に信用してなかったんですよ。あはは）

夕方ラピッドシティに到着した後はホテルでゆっくりする予定だったのですが、
レンタカーを借りるカウンターのお姉さんに明日訪れる予定の
デビルスタワーについて「日帰りってきついかな？」と聞いてみたところ
「ま、大丈夫じゃない。日帰りする人もいるよ。人それぞれだよね。」って感じのお返事で
やっぱり日帰りでデビルスタワーに行って、マウントラッシュモアにも行ってって
いうのはハードスケジュールっぽいかなぁ、とスケジュール変更に心が傾いていきました。

で、ホテルへ向かう車を走らせながら、夕日の強烈な西日に照らされ、
急遽マウントラッシュモアへこのまま行っちゃえー！ということに。

そうそう。
今までイエローストーンののんびりした田舎道ばかりを走っていた私達。
ラピッドシティの町中は勝手が違って最初は戸惑いました。
イエローストーンでなら「あれー、どこで曲がるんだっけ？」ノロノロノロ
「えーっと。あ、ここね。」と他の車なんていないのをいいことに
好き勝手にマイペース運転でいられたのですが、ラピッドシティは町なので
他にもびゅんびゅん車が走っているし、きちんとナビが必要。
国立公園内の一本道って環境でもないので一つ手前で曲がってしまったりなんてことも。苦笑

そんな私達でしたが、とにかく明日時間に余裕を持たせようとマウントラッシュモアを目指したのでした。

マウントラッシュモア自体はラピッドシティからUS16を南下していけば、
所々にマウントラッシュモアを示す標識がでてきて、
迷わずたどり着ける感じです。
地図をパッと見た感じでは町から３０キロ程度の距離。
１時間も見ていれば余裕で到着です。
到着した時はまだ日が差していました。

それにしても、あの極寒のイエローストーンから西日のラピッドシティへ来て
陽射しが全く違うのです。「大陸」なんだわーと実感です。

モニュメントポールの一つにはＮＹの文字が

４人の大統領の彫刻が山肌に施されているのが
有名なマウントラッシュモア。
ちなみにその４人とは：ジョージ・ワシントン、トマス・ジェファーソン、
　　　　　　　　　　　アブラハム・リンカーン、セオドール・ルーズベルト

勝手なイメージでグランドキャニオンみたいないかにも山って
感じの所に彫刻がポツンとあるのかしらと思っていたのですが
この彫刻の下の方にはホールがあって、手前にはAvenue of Flagsといって各州の、地方の旗がたてられた
モニュメントポールがいっぱい立っていて、イメージとはちょっと違った感じのところでした。
（ＮＹのフラッグのついている柱も見つけました。）

夏の間はホールで夜７時からイベントも行われています。
私達もちょうど見ることができました。
係のお姉さんがそれぞれの大統領のお話しをしてくれて、国家を歌って、といった内容のイベントで、
我こそは、と思う方は観客席から舞台に上がって、合衆国の国旗を揚げるボタンを一緒に押すこともできます。
で、ライトアップのボタンも一緒に押していたような・・。（すでに記憶が定かではありません。苦笑）

西日のきつい印象を受けたラピッドシティでしたが、日が落ちるとさすがに寒くって、
震えながら見ていました。
「早くライトアップしてー」とガタガタ体の心まで冷え切った私達。
ライトアップした絵を撮影したら、そそくさと退散。
コーヒーショップで温かいコーヒーを飲んでホテルへ向かいました。

ここのミュージアムには日本語のパンフレットなどもありますので係の方に聞いてみてください。
とても親切にいろいろ説明してくれます。

真っ暗になってからホテルへ向かった私達。
ラピッドシティの町に入ったのはもう９時過ぎ、１０時近かったのではないでしょうか。

近づいて見てみると、山肌は泥土が
カラカラに乾いたような感じで、
触るとボロボロになってしまう感じ。

夕食どうしようか？こんな時間だし、ということで、帰り道に見つけた
タコスのショップタコベルでテイクアウトすることに。
　　　ちなみにテイクアウトですが、英語では"to go" 。
　　　お店の人は最初に「Stay? or To go? 」と聞いてきます。

こんな風に気軽にファストフードのショップに
立ち寄れるのもレンタカーで動いているからですね。
自由な旅っていいなーと、今さらながらに思います。

そして、ラピッドシティでまるまる１日使える翌日、２５日（火）。
二人で話し合った結果、デビルスタワーはやっぱりきついだろうということで
バッドランズを楽しむことに。

デビルスタワーといえばかの有名な「未知との遭遇」ラストシーンで
UFOと感動的な遭遇を果たすあの場所です。
特にいとこ殿にとってはあの場所が今回の旅のメインイベントのような
感じでしたから、涙をのんであきらめた感じでした。

バッドランズはラピッドシティの町からI-90を走って
約７５マイル（１２０キロ）、約１時間半。
これがガイドブックに書いてある案内です。

Hertzでもらった地図を見ながら１３１という出口目指して
ひたすらフリーウェイを走ります。
このフリーウェイは本当にアメリカって感じで、３６０度見渡す限り
遙か彼方に地平線といった風情の景色が続きます。

あまりにも「でっかーーーい！」アメリカ大地のフリーウェイを走り続けていて
私達、うっかり１３１Exit を見落としてしまいました。

Fossil Exhibit Trail
トレイルを歩いていると
ところどころに化石が展示されています。

＼（゜ｏ゜；）／ウヒャー
次の出口まで走ってしまうとかなりな遠回り。
どうする？と焦った私達。・・・と、
反対車線との間にところどころあぜ道のようなものが・・・。
前後を見渡すと・・・遙か後方に１台車が見えているのみ。
ここでＵターンできるじゃない！
が、曲がろうとした私達の前に
「ここは指定車両のみ通行可」とのサイン有り。
うぐぐぐ・・・。（T^T）

ま、そんなこんなハプニングもありましたが、
なんとかバッドランズの入口に到着。
Badlands National Parkの入場料は車１台につき＄10.00。
１週間有効です。

いとこ殿がもっていた冊子には
　目隠しされてここに連れてこられて、
「さぁ火星に着いたよ、目を開けて。」
　と言われたとしたらきっと信じてしまう
と書いてありましたが、本当にそんな感じのするところでしょう？
そして、ここもまたイエローストーンと同様いろんな表情を見せてくれる場所で、
思いがけずとっても楽しんでしまったのでした。

ビジターセンターでお昼を食べたのですが、そこの駐車場に
ハーレーが停まっていて、かっこいいおじさまがいらっしゃいました。
ハーレー好きないとこ殿はシャイなことに遠くから見ているだけって
感じの奥ゆかしさ。
でも、なんてったって私はあつかましいおばさん。
「ご一緒に写真を撮らせて下さい。」と撮影大会にこぎつけました。

彼のはいているレザーパンツは腰回りの前後が
くりぬかれたようなデザイン。ライダー用らしいです。

そして、Ｔシャツはハーレーデザイン。
アメリカ各州オリジナルのハーレーＴシャツがあるそうで、
いろいろお持ちなんだとご自慢してくれました。
この日のはハワイだったかな。

こちらはトップにもご紹介しているイエローマウンド。
青い空と黄色い土と緑のグラス。
background、center、foreground。
ディスプレイの授業で習った構図がシンプルに出ています。あはは。

とにかくこの黄色の出方がきれいだったので、
帰り道でもう一度立ち寄って撮影会をした場所です。

赤みがかったところと黄色いところと地層がシマシマに見えているんですね。

Panorama point overlook
地平線が見える景色

　　　　　
　　　　　　castle trail には本当にお城のような形の奇岩も。見えますか？

バッドランズって
いかにもサボテンが似合う土地

デビルスタワーには
行けなかったけれど・・・。
おやおや？

見つけたぞー。
←偽デビルスタワー。

ね。そんな形でしょう？あは。

バッドランズのお花たち		途中で車を止めてパチパチ写真を撮っていた時に一羽の青い鳥が。「青い鳥だ！」と写真を撮ろうとしたのですが、モタモタしている間に飛んで行ってしまいました。帰り道、キャッスルトレイルでまた見かけたのがこの子。まるで待っていてくれたかのようにサインのお屋根にとまっていてくれました。

線香花火みたいな白いお花

断崖の柵の外側にあるのを恐る恐る撮った朝顔似のお花		バッドランズで１日たっぷり楽しんで、帰り道、空港によってレンタカーを先に返却。明日は早朝便でベガスへ移動なので、カウンターの開いている間に返してしまおうってことで。レンタカー初心者の私達ですから、時間外の返却ってなんとなく心配で・・・。夕食も空港でとって、担当のおかあさんがとっても親切に教えてくれたので、ホテルへはタクシーじゃなくてシャトル便で帰りました。ホテルではフロントで明日の朝のタクシーをお願いして就寝。

乾燥した世界に鮮やかな赤が印象的