Washington Bridge
ヨットが優雅にクルーズしていました。
後ろはNJです。
11/07/2003
かの有名なロックフェラーさんのお宅が一般公開されていて、秋には紅葉がすばらしいということで、
Pier78からでているNY Waterwayのクルーズツアーに参加してきました。
ここから出ているツアーのほとんどが11/2で最終のようでした。私達はギリギリセーフ。
冬場は寒くてやらないのかもしれませんね。
（ちなみに、このツアーは5/10〜11/2の土・日・祝日催行となっています。）
この日NYマラソンが行われていたのですが、セキュリティの関係で船の到着が遅れているとかで、
定刻10：30から20分少々遅れて、Pier78を出発しました。
ハドソン川を１時間ちょっとのぼっていくのですが、船でクルーズしている間は、
右手にマンハッタン〜ホワイトプレインあたりまでが、
そして、左手にはニュージャージーが、それはそれはきれいな紅葉とともに見えています。
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Washington Bridge |
ヨットが優雅にクルーズしていました。 後ろはNJです。 |
船はTarrytownという所の対岸に到着し、 バスに乗り換えて4、５分で Philipsburg Manor Visiter Centerに到着です。
Philipsburg Manor Visiter Centerではロックフェラー邸の他にもモンゴメリーパレスや
ワシントンアービングのサニーサイドなどへのツアーをやっているようでした。
ビジターセンター自体が Philipsburg Manor といって17〜18世紀にオランダ系移民によって作られた荘園を
保存している観光地で、当時の服装をした人達が植民地時代の生活を再現しているのを見ることができます。
粉ひき小屋で粉をひいていたり、牛舎で牛を世話していたり、麻を刈り取った状態から糸状にしたり、、、
そんな風景を見ることができます。
 黄色に色づいた葉と奥の緑、そして、池。 何気ない風景が素敵です。 |
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 落ち葉が舞っているのが わかりますか？ |
 まるで絵本に出てきそうな風景ですよね。 |
 粉挽き小屋の中からパチリ。 |
Philipsburg Manor Visiter Center からバスに乗って７、８分でメインのロックフェラー邸です。
ここもまたため息がでるような素敵な場所でした。
Kykuit というのはオランダ語で「見晴しの良い場所」「見渡す」などという意味らしいのですが、
その名の通り小高い丘一体がお屋敷でした。
見事な紅葉の中を抜けていくとお屋敷なのですが、ところどころに別棟と思しき建物があったり、
車庫用の建物があったり、 モダンアートが点在していたり、まあ、贅沢なことったら。
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 お庭に面したテラスからははるか彼方に川も見えています。 （ハドソン川になるのかな？）手前はモダンアートのオブジェ。 |
ここではバッチリ２時間品のいいおばあちゃまがお屋敷の中、お庭、そして、車庫を案内してくれます。
お屋敷の地下にはアートギャラリーもあって、ピカソの絵をモチーフにしたタペストリーがどっさり飾られていたり、
モダンアートが細長い廊下のようなお部屋に飾られていたり、さすが、お金持ちって感じです。
お庭はブリティッシュガーデンにスペインのデザインが入っていたり、フレンチの部分があったり、
かと思うと、アメリカンモダンアートのオブジェが置かれていたり、、、
うーーんん。お好みのモノを何でも持ってきてしまうところはいかにもアメリカのお金持ちって感じかしら？
そうそう、お庭に点在しているアートの中にはイサムノグチのものもあるそうです。
それにしても、色とりどりの紅葉がなんてきれいなんでしょう！
お屋敷から車庫へは少し離れているのでバスで移動です。
ここでは馬車やクラシックカーマニアが大喜びしそうなコレクションを
見ることができます。
馬車の御者用のお洋服や帽子などの装飾品も展示されています。
右の写真がその Coach Barn です。
なんだか車庫と言ってしまうのはちょっと違うような、
申し訳ないような、そんな気分にさせられてしまう趣のある建物でしょう？
おばあちゃまのご案内ツアーはここで終了です。
行く先々でたっぷりと説明をしてもらって２時間があっという間でした。
やっぱりただ見て歩くのと違って、説明してもらうと面白いですよね。
そして、別世界のような優雅な場所で秋を満喫した私達は
またバスに乗って、船に乗って、喧噪のマンハッタンへと戻っていったのでした。
