◆　引越荷物/搬出編　◆

6/10/2003

今回渡米するにあたって、航空便で100ｋｇまで荷物を送ることができました。
（会社の研修プログラムなので、もちろん会社負担。ありがたいことです。）

まずは会社指定の業者さんへお電話にてご相談。（リンクページにご紹介しています。）

１００キロっていうとスーツケースで４〜５個分位ですって。
そういえば、旅行の時チェックインカウンターでスーツケースを預ける時、 ２０数キロって なってた気がしますね。
こんなふうに表現してもらえるとおよその量が掴めます。さすがプロですね。

荷物は業者の方が家に来て梱包してくれます。
私たちは荷物を一カ所にまとめておけばいいだけ。
梱包資材も全部もってきてくれるのです。
箱は専用のしっかりしたもので、それだけで５キロ位あるそうな。
だから、実質８０キロ位に納めるように事前のお電話でおっしゃっていました。
秤も持ってきて、量りながら作業していくのです。

プリンター（複合機）のことも聞いてみましたが、空港でドンッと置かれたりするから
あまり精密機器は送らない方がいいように言われてしまいました。
プリンターに関しては、ちょうど買った時に接客して下さった方が留学経験者で、
その方も「僕は手持ちにしました。」とおっしゃっていました。
でも、手持ちにするには余りにも大きいので、無理をいって送ってもらうことに。
ま、でも、普通のプリンターは送っている人がいるらしいので、
気にしないことにしました。

さて、今回私が荷物を送った方法は「航空別送手荷物」という方法で、よく「アナカン」といわれている方法です。
アナカン、アナカンとよく耳にしていましたが、どんな意味なんだろうと思っていたら、
「unaccompanied baggage」から きているんですって。つまり、荷主が一緒にいない、別送ってことですね。
---まめ知識でした---

必要な書類は以下の通りです。

荷物と書類が揃って通関手続きをすると、翌日の便に乗せて、現地に到着してまた通関手続きをして、
３、４日程で手許に荷物が届くそうです。（土日は含めない）

事前に見積もりに来ていただくのが普通なのだと思いますが、私の場合はまず１００キロを超えないだろう
という感じの量でしたので、一発本番で荷物を引き取りに来ていただきました。
体重計を使って、ある程度量りながら準備すればだいだいの量がわかりますしね。（結果は98キロ。完璧！）

女性の担当の方が事務作業を進めていく間、男性の担当の方が次から次へと荷物を梱包していきます。（各１名ずつ）
私がやらなければいけないのは各書類にサインをしたり、住所や連絡先などを記入したりといったことのみ。
１時間少々で、すべての荷物が大きめのパッキン３個に納まってしまいました。
（パッキンの大きさは大きめのスーツケースがすっぽり入ってしまう位の大きさでした。）

作業をする上でどんなことが困りますか？と聞いてみたところ、
ご自分で梱包してしまわれると困りますとのことでした。
　　中身がわからない。
　　詰め過ぎてしまって一つの荷物が思った以上に重くなってしまう。
　　下着の間などに宝石類を紛れ込ませて 後日紛失騒ぎになる。
... などといったことになりかねないということで。

今回つば広のお帽子を箱無しで送ってもらったのですが、その際も、形が崩れないようにうまい具合に
詰め物をしたり、周りの荷物の詰め方を工夫したりしてくださっていました。さすがプロです。
素人はむやみに手を出さないほうがいいんだわ、と実感致しました。

また、センチメンタルバリューのあるものを送ってしまうのも考えた方が良さそうです。
ロストバゲッジではありませんが、ごく稀にカートンごと行方不明になることもあるようなので。
ニ度と手に入らない思い出の品は手持ちにしておいた方が良さそうです。（or、覚悟しておくか。）