11/21/2003
またまた古いお話で申し訳ありません。
７月の下旬にナイアガラへ行った際、ホテル代はクレジットカードでお支払いしたのですが、
あろうことか二重請求されてしまいました。
実はこのホテルをチェックアウトする日、ブラックアウトの前兆だったのか、
なんと、停電に見舞われていたんです、私達。
で、チェックアウト時、電気が使えないのでカード決済ができず、
明細は後日郵送しますということに。
その時は特に深刻に考えず、「左様でござるか、良きにはからえ。」てな感じで
のんきに家路についたのですが、後日ネットでクレジットカードの明細をチェックした時、
ひえええ！！っとビックリすることになるのでした。
なんてったってホテル代、しかも滝側のジャグジースイートでの２泊分ですから結構なお値段です。
それが２重に請求されているんですよ！！もーーお、ビックリ！
すぐにホテルとクレジット会社に連絡を入れたのは言うまでもありません。
まず、ホテルに連絡して二重請求されている旨を伝えると、
「こちらではそのような記録はないので、カード会社のミスではないか？」
とたらいを回されてしまいました。
では、カード会社、と電話して「お宅のパンチミスじゃないのかい？」と聞いてみると
それはあり得ない、ホテル側のミスしか考えられないとおっしゃる。
だったら、調査をしていただけないかしら？とお願いしてみたのですが、
んが！！しかーし！なんと、カード会社の対応は私の期待を裏切るものでした。
このカードは某日系カード会社で、海外赴任者を対象にしています。
クレジットヒストリーがない、ソーシャルセキュリティナンバーがない赴任直後の人でも
日本での履歴や、収入などを審査してカードを発行してもらえる便利なところです。
日系の会社なんだから、、、どこかに甘えたところがあったのかもしれませんね、私にも。
電話口の向こうの彼女は 冷たくあっさりこう言いました。
「締めが来ないと調査はできません。
請求書が来るまで待って、それでもまだ二重に請求されているようでしたら
請求書の裏にある Inquiry Investigation Form に記入して所定の連絡先に郵送もしくは FAX してください。
こちらでは調査をしません。カードの管理会社がやることになります。」
おえ？ここがカード会社なんじゃないの？
そう、ここはカード会社じゃなかったんです。
カードの管理をしているのはアメリカ国内の某銀行さんでしたのよ。
（正しくは、その銀行さんの系列のカード管理会社ということですが。）
えええ！？
今まさに、間違ってるよー！ってはっきりしているのに締めを待たなきゃいけないんですって。
しかも、しかも！！
請求書の金額が間違っていると明らかにわかっていても、一旦払っておいてくださいですって！
二重になっている分を差し引いた金額で支払いをすることもできるのですが、
なんせ、カナダでの支払いですから為替が絡んでくるんですよねー。
ややこしいことに二重請求させているアカウントも１日ずれて請求されていて
微妙に為替が違っているんですよ。 ＼(゜o゜;)/ウヒャー
「どちらの分で差し引いておけば良いかしら？」と聞いてみたんですが、
微妙なプラスマイナスが出てしまうかもしれないので、やっぱり全額払っておくのがいいとのこと。
調査が終了して間違いが認められれば、クレジットアカウントにマイナスで戻りますって、、、。
あなたねー、人のお金だと思って簡単におっしゃるけどねー、大した金額よー。
「調査して返金されるまで、だいたいどれくらいかかるんでしょうか？」との質問には
「そうですねー、明らかにホテル側が間違っているようですし、すぐに戻ると思いますよ。
４週間から、８週間というところでしょうか？」ですってー！！
はぁ、、、。
よかったわよね。私が経済力のあるおばさんで。
もーお！！めんどくさいやいっ！！払っちまえー！！とばかりに払いましたよ。トホホ。
んが！！おとなしくしているわけではないわよー！
この日系の会社が当てにならないんだったら自分で動いてやるわよー！
請求書が来たらすぐにInquiry Investigation Form を書いてホテルからの明細と一緒にFAX。
さらには何日チェックインで、何日チェックアウトしたということ、
チェックアウトの日は停電に見舞われていて、カード決済ができなかった旨、
二重請求の原因はそこにあるのでは？とまで書いたメモもつけてFAXしました。
念のため、と思って、FAXした１週間後くらいには、ネット上からのInquiryも入れました。
これこれこういうお願いをしているところなんですが、今どういう状況になっていますか？と。
アメリカ国内のサービスに関してはこちらから要求しない限り動いてもらえない
という印象が強かったので、くどいくらいにやりました。
その結果、なんとすぐにメールが返信され、
「昨日すでに返金作業が終了致しました。」とあるではないですか！
そう、１、２ヶ月かかるといわれた調査はあっけなく１週間で埒が開いてしまいました。
やっぱりねー、だって、あの日にチェックアウトした人はかなりの確率で同じ状況なんじゃないかと
想像できますもの。クレームの嵐だったに違いない、、、。
実は一緒にバカンスを楽しんだ友人も日本のカードを使用していて同じ状況でした。
私は二重請求を発見するや、すぐに「やられてるかもよー。気をつけて見ておいた方がいいよー。」と
彼女にも連絡を入れていたので、彼女もすぐに動いていてスムーズに返金されたようでした。
ただ、日本のカード会社の方が対応が良さそうだから解決も早いのでは？と思っていたのですが、
締めを待たなければ行けないのは同様だったようですし、結局海外とのやり取りがあったりで、
ややこしい感じだったようです。
こんなものなんですかねー？
カードのトラブルって？
こうしてはじめてのカードトラブルは、やきもきもしたけれども、あっけなく幕を閉じました。
私の「絶対泣き寝入りはしないわよー！取りかえしてやるー！！」という熱気が
伝わったことと思います。
そう、私はヘビ年生まれの執念深い女なんです。
こんなトラブルには遇わないにこしたことはありませんが、万一似たような状況に見舞われた方がいらしたら
こんなおばさんの執念も一つ参考にしていただけるのでは？と思って長々と書いてしまいました。
参考にしなければいけない日がこないことを祈りつつ、、、。