「屋上部屋の猫」のところでチラッと触れていますが、このドラマが韓国ドラマ記念すべき第１号でした。

ネットを徘徊していて動画配信でドラマを見ることができると知って、無料の第１話を見てしまって、
謎が謎呼ぶ感じのドロドロジェットコースターストーリーに、寝る間も惜しんで一気見してしまった・・・
というドラマでした。

主人公は「冬のソナタ」でおなじみのチェ・ジウ。
最初は高校生ということで登場するのですが、老けた高校生だなーと思った記憶が。(^o^;
涙の女王、ジウ姫だなんて言われていますが、地味な顔立ちの女優さんですよね。

お金持ちの家の運転手一家はご主人様のお宅の地下に住み込みさせてもらっていて、
ジウ姫はそこんちの貧しくも気だてが良く、お勉強もできちゃう孝行娘役。

お約束通りご主人様の所には意地悪な娘がいて、出来が悪い。底意地も悪い。
都合良く主人公の健気なジウちゃんとは同級生。

この二人を軸にしてドロドロした確執 やら陰謀やら秘密やら・・・
とストーリーがあれよあれよと進んでいくのでした。

シウォン王子はお嬢様の憧れのオッパ（お兄ちゃんとか、彼氏を呼ぶ時にこう言います）。
でも、もちろん、彼が惹かれているのはジウちゃん、ね。

このドラマの中で一つのキーポイントとなる事故があって、
そのせいで王子は一時記憶喪失になったり。

意地悪嬢ちゃんは一人軽傷で事故後に警察からいろいろ聞かれるんだけど、
ホントは自分がお酒を飲んだにも拘わらず運転していたのに、
意識不明のジウちゃんに罪をなすりつけて・・・

なーんて感じで主人公にいろんな不幸が襲ってくるのねー。
それに対して「負けないわ」って頑張るのがこのお話のミソですわね。

見ている方としてはいつになったら悪者をギャフンといわせてスッキリ！できるのか、と
ついつい先を楽しみに見てしまう、そんなドラマでした。
当時のドラマの中でもかなり視聴率が良かったってなってたような気がする。
５０％越えじゃなかったかな？

でもねー、でもねー、ラストがいけなかったのよねー。

なんと最後には悪者が死んでしまって終わりだったのですよ。
えーー！！？これじゃ、救いがないよお！
悪者は死んでしまえ！ってわけ？

最後は改心して明日に向かって努力するとかさー、もうちょっと希望のある終わり方にしてよー！
とブーブー言ってたのです。あはは。

主人公達は幸せになって終わったのでそれで良しとする人もいるんだろうけれど、なんだかヤだな。
ドラマにはもっと夢が欲しいなぁ。

ま、ドロドロしていかにも韓国ドラマって感じのドラマがお好きな方には堪らないかも？