今回、米・カナダ広範囲でおきた大停電を経験して管理人beがふと思ったこと、印象に残っていることを
つらつらと書いてみます。

＊みんな結構普通にしていました。
　　1977年に起きた停電の際には暴動や略奪が相次いだそうですが、今回は、ほとんどそんなこともなく、
　　若い人達にいたっては夜通し道路でパーティー気分でたむろしていたりしたそうです。
　　翌朝一部の地域で電力が復旧していたとはいえ、すでにローラーブレードで町をかけるひとがいたりして
　　案外みんないつも通りにしているんだなぁ、と感心しました。

＊アパートのドアマン・コンシェルジェのみなさんに感謝です。
　　いつもアパートに入る時ドアを開けてくれるドアマンやコンシェルジェのみなさんは
　　今回総出で対応してくれていました。
　　普段ドアの所と、受付の所と一人ずつ位しかいないのに１０数人で
　　階段の場所を教えてくれたりいろいろやってくれていました。
　　彼等は住み込みなのかしら？と思うほどいつ見ても忙しそうに働いていて、
　　クリスマスのチップをはずまなくっちゃと思ってしまいました。
　　よく見かける感じのいいドアマンに「昨日は眠れたの？」と聞いてみたところ、
　　「２時間くらい」とおっしゃっていました。ありがたいことです。
　　その翌日もすぐに働いていて「また、働いているのね！？」と、思わず声をかけてしまったほどです。

＊停電するとマンハッタンのビルの内部は真っ暗
　　日本のマンションなら、普通共用廊下が建物の端についているので真っ暗になることはありませんが、
　　マンハッタンのビルはホテル式に建物の中程に共用廊下が配置されているので、本当に真っ暗になります。
　　非常階段も建物内部に配置されているので真っ暗です。
　　そこで、私は考えました。
　　部屋に入れば窓があって明るいんです。
　　どうか住人全員で協力して、玄関のドアを開けようキャンペーンをやってはどうだろう？と。
　　防犯上、ドアを開け放すことはみんないやがるでしょうから、チェーンをかけて開けておけばどうでしょう？
　　そして、非常階段の扉も解放しておけば、かなり明るいはず。
　　明るければ、非常階段を昇り降りするのもそれほど 苦にはならないと思うのですが。
　　あの暗闇を通って、、、と思うと本当に気が滅入ってしまうんですよね。
　　今回の停電で一番いやなことでした。

＊デリは頼もしい
　　こんな非常事態でも営業していて頼もしいことこの上無しです。
　　ローソクが欲しいといえば奥から出してきてくれましたし、値段を釣り上げたりといったこともありません。

＊体は鍛えておかないと、、、
　　今回エレベーターが動かないため32階の部屋まで歩きました。
　　今、筋肉痛でひざの上当たりがひっじょーおに痛いです。
　　初めてのスキーでも筋肉痛にならなかった位体力には自身があったのですが、、、。

＊ありがたいこと
　　いろんな方からご心配していただき、メールをいただきました。
　　ありがとうございます。
　　私は転んでもただでは起きないおばさん。
　　こんなにお気楽に実況中継をアップしているくらいですからご安心を。

＊最後に
　　みなさんも懐中電灯とか準備しておいた方がいいですよ。
　　災害は忘れた頃にやってくる、、、。