いつも寒くなってくるといつの間にか営業していて、いつの間にかクローズしているらしいスープキッチン。
人気のお店なのに一体いつオープンしていつまで営業しているのか？
誰に聞いてもはっきりしたお答えが返ってきません。
で「いつか、おじさまに直接聞いてみよう。」と思っていました。
なんてったって、こちとら愉快なおばさんです。直球勝負なんてへっちゃら。（すとろんぐれでぃだしネ。）

そして昨日、アルおじさまのところへ行ってきました。（おじさまの名前はアルさん。）
２時３０分にもなっていれば列も少なかろうと思った通り、私の前にはおじいさまが１人だけ。
私の後ろには誰もいない。
チャンス！！

creamless asparagusのＳサイズ７ドルなりをお願いして、「質問があるんですけど」とにっこり聞いてみると、
「One more? $10!」とおどけてはぐらかされました。
それでもひるまず、「いつまでここのスープが食べられるのか、教えてくれませんか？」とにっこり。
すると「ボクにもわからないんだよ。お金が貯まってもういいかなーと思った時までだね。」とのこと。
「じゃ、毎年決まってるワケじゃないんですね。私のお友達もみんないつまでやってるのかって
気になってる人多いんですよ。夏はやってないでしょう？」
まだまだあきらめずに、お話しモードに持っていく私。
「言えないんだよね。」と茶目っ気たっぷりにウロウロしているおじさま。
で、私のスープが用意されてしまったので、ついに私もあきらめて帰ろうとバッグに手を伸ばしました。

その時！！

アルおじさま、こっちこっちと手招き。
おじさまの手にはマジックが。
「本当は言えないんだけど、内緒だよ。」
ウィンクしながらスープの入っているバッグに終了日を書いてくれました。　

今年は4/16までだそうです！！

(この時私は書くものないなら私の手に書いて！とばかりに手を差し出していました。もう必死。あはは。)

これがおじさまの書いてくれた APRIL 16だ！

わーい！おじさまと楽しくおしゃべりできたし、最終日もきけちゃった。

内緒といわれながら、こんなに堂々と書いてしまっているけれど、
あの雰囲気ではＯＫだわん。
あれもきっとおじさま特有のユーモアなのよね。
頑固親父、偏屈、などなど恐いイメージが広がっているようですが、
私にとってはアルおじさま、とってもお茶目で優しい印象です。
ちなみに今日もライトのつくキーホルダーをくれましたよ。

soup kitchenのおいしいスープを堪能したいみなさま。
今年は来週いっぱいのようですよ。お早めにどうぞ。

　

　

おまけでくれるキーホルダー。 真ん中を押すとライトがつきます。