01/22/2004
この月曜日、とうとう快適な日本を離れ、極寒のNYヘ戻ってきてしまいました。
お部屋の中は圧倒的にNYの方が暖かいので、気温が低くてもわりと過しやすいと思うのですが、
やはり、零下の世界は寒いですねー。
外気にさらされている部分は「痛い」という感じです。
NYヘ戻ってきた日、何を血迷ったか、わたくし、会社にご挨拶にいった後、
マジソンをブラブラとショッピングして歩いて友人に呆れられました。
その際、日本ボケしていた私は手袋も帽子も忘れてしまっていて
「さ、寒い!!」と一気にNYモードヘ引き戻されてしまったのでした。
こちらに戻る前、同僚から「寒いから覚悟して戻ってきてね。」とメールをもらっていたのですが、
なんと、彼女のメールにはお部屋の窓が、しかも、内側が真っ白になっている写真が添付されていました。
窓の内側に霜が降ったよ!と。
摂氏ではなく、華氏でマイナスになった日もあったようですから(摂氏でー17℃位)
いかに寒かったかが伺われますよね。
街を歩いているみなさんを見ていると、どなたも帽子をかぶって、手袋もして、
足元まであるような超ロングの革のコートを着ていたり、ストールで顔を覆っていたり、
万全の装いですね。
私ももう、帽子、手袋は忘れません。
手袋はこちらで手に入れたあったかバージョン仕様のもの。
革の手袋なのですが、中にニットが入っていて暖かいんです。
アパートの横のストリートで青空市場をやっている時にゲットしたのですが、
毎日活躍してくれています。
そうそう、NYヘ戻った翌日、バスに乗ったのですが、メトロカードが切れていたんです。
コインで$2.00なかったので「じゃ、歩くから降りるわ。」という私に
運転手さんが「いいから、奥へ進んで。」とおっしゃってくださいました。
それでは、と近くに座っていたご婦人に「両替えできませんか。」と伺ったところ
すぐに、「私できるわよ。」と横にいた方が両替えしてくださり、
なんだかいい気分になってしまいました。
そして、運転手さんの方を振り返って「$2.00できたから。」と料金を入れようとしたのですが、
なんと、彼は「もういいよ。お金を無駄に使うことないよ。」とおっしゃるではありませんか。
NYヘ戻って最初に、なんだか本当にいい気分にさせてもらいました。
本当に人情の街って感じでしょう?
ブルブルNYはとっても寒いけれど、心はあったまる、そんないい気分のご紹介でした。