07/25/2003
一日中つけっぱなしになっている我が家のラジオ。
シンクの窓辺に置いています。
お皿を洗いながら、音楽に合わせて一緒に歌ったり、
ねぎをきざみながら、パーソナリティーの軽妙なトークに思わずにんまりしたり・・。
キッチンのお友達です。
「虹はどうしてきれいなんですか？」
朝食の後片づけをしていると、
ある日のラジオから、かわいい声がきこえてきました。
夏休み１週目。午前中のNHKは、「夏休みこども科学電話相談」です。
全国各地のこどもたちから、楽しい質問が寄せられます。
「空はどうして青いの？」
「雑草にタネはあるのですか？」
（誰もタネを植えたわけじゃないのに、どうして生えてくるの？）
「トビウオが、鳥じゃないのに飛ぶのはなぜ？」
「青いトマトが、すっぱいわけは？」
「日本の虫は、どうして茶色や黒が多いの？」
（熱帯にはきれいな色のがたくさんいるのに・・）
「海に行くのだけど、一晩金魚にえさをやらなくてもだいじょうぶ？」
私たち大人にとって当たり前の世界も、
子供たちの目を通すと、
こんなにたくさんの『？』で満ちているのです。
奇想天外。でも真剣。
答える先生方も、その道のプロの方ばかりですが、
四苦八苦しながら、でも誠実に、それらの質問に答えておられます。
その答えの中に、へえ〜っとうなる発見の多いこと・・。
目からウロコです。
知ってるつもりで何にもわかっていないのは、実は私たち大人の方かもしれません。
オトナにこそおすすめ。
『？』が『！』になることうけあい。
こどもにだけ聞かせておくには、ちょっともったないこの番組。
夏休み、私たちも、ちょっぴりかしこくなってみませんか？