◆　 爪のおしゃれ 　◆

04/13/2004

ウ〜ん・・迷っちゃう

ちょっとワイルドに・・

お誕生日仕様

「一緒にネイルしてもらわない？」

末っ子の入園式を二日後に控えたある日、
ママ友達のＳさんからお誘いを受けました。
やってくれるのも、同じママ仲間のＡさん。
場所はＳさん宅のリビング。
子供同士を遊ばせながらの気楽な集まりです。

「その日の服に合わせて爪を飾る」という、
おしゃれが大好きなＡさん。
高校を卒業してからこれまで十数年、
「同じデザインだった日はない」というほど。
忙しい家事の合間をぬって、毎日ネイルアートを楽しんでいます。
子供の入園を機に、
この春から本格的にネイルの勉強を始めるのだとか。
ネイリストの卵です。

「今日はどんな風にする？」
参考に・・とＡさんが出してきた見本は、何と３００種類！
「ワア、キレー！」
周りで見ていた子供たちからも、思わず歓声が上がりました。
桜貝のように淡いピンクや、涼やかなシャーベットブルーのペイントに、
お花畑のようなラインストーン。
ちょっとワイルドなアニマル柄もあります。
雪だるまやサンタが描かれた季節ものから、
”ＨＡＰＰＹ　ＢＩＲＴＨＤＡＹ“と
１０本指をキャンドルに見立てたデザインまで。
テーブルの上に色彩が溢れます。
ネイルのお花畑です。

「どれにしよう・・」
すっかり目移りしてしまった私。
散々迷った末、
品のあるコーラルピンク×ホワイトのフレンチペイントに、
白いお花とラインストーンを散らせたデザインを選びました。
控えめな可愛さの中に、清楚感が漂います。
これなら入園式にもピッタリでしょう。

やすりで軽く爪の表面を整えてから、
Ａさんは、手馴れた手つきで私の爪を塗り始めました。
塗っては乾かし、乾かしては塗り・・。
マニキュアの薄いベールを、幾重にも重ねていきます。
細かい仕事です。
爪の絵描きさんです。
ちょっと濃い目のピンクのラメで縁取った後は、
つまようじを使って、白い小花を立体的に描きます。
仕上げに、米粒ほどの小さなラインストーンを散らして出来上がり。

どうですか？

いつもの私の手じゃないみたい！
１０本指をそろえると、桜吹雪が舞っているようです。
爪の先まで、春らんまん・・。
何だかウキウキしてきました。

その日は、ちょっとした仕草まで優雅になったようで、
子供たちにもちょっぴり優しくなれた自分が不思議でした。

爪のおしゃれ。
上手にケアすれば、２週間は保つそうです。