05/15/2004
ジョギング、始めました。
いや、『走っている』と思ってるのは本人だけ。
どう見ても歩いているようにしか見えない
超ゆっくりペース。
“もしもし 亀よ 亀さんよ”のフレーズが
どこからか聞こえてきそうな
のんびり“ぽてぽて”ランニングです。
走り始めて１週間目のある日。
白髪頭のおじいちゃんと、
結構ふくよかな年配のご婦人に、
「あれれ？」と思う間もなく
あっけなく抜き去られました。
学生時代、体力だけは自信があっただけに、
これにはかなりのショック。
生来の負けず嫌いに火がつきました。
「イッチョ ヤッタルデエー」と
ムクムクとやる気が頭をもたげ始めました。
２週間目。ムキになって毎日走り続けていたら、
「私もついていく」と、長女が自転車で伴走してくれることに。
これが意外に楽しい。
家にいるときのように次女や三女に邪魔されることもないので、
二人の会話が弾む、弾む。
“机を挟んで差し向かい”でなく、
同じ方向を向いているのがいいみたい・・。
「今日、先生がな・・」
「○○君て、めっちゃおもしろいねんで・・」
ハアハア息を切らせている私の横で、
長女の話は止まりません。
これはイイかも。
思春期の入り口に立った長女とのコミュニケーションも図れるとは、
一挙両得、一石二鳥、シメシメ。
そして・・。
何気なく始めたジョギングも、
そろそろ４ヶ月目を迎えようとしています。
３ヶ月坊主返上です！バンザイ！
「自分をほめてあげたい」なんて
どこかで聞いたセリフをつぶやきつつ、
ニタニタしながら相変わらず“ぽてぽて”やっています。
継続は力なり。
最初は１キロ走るだけで膝がガクガクしていたのに、
最近は１０キロ走れるようになりました。
「走るのが楽しくてたまらない」と言っていたのは、
シドニー五輪女子マラソン金メダリストの、Ｑちゃんこと高橋尚子さん。
その域には遠く及ばないけれど、
走るって結構いいモンです。
頭を空っぽにして、ただひたすら前を向いて、黙々と。
たったそれだけの事なのに、
走った後は気持ちが晴れ晴れするのです。爽快なのです。
私の“ぽてぽて”ランニング。
もう少し続けてみようと思います。