10/31/2003
10/27(月)夕方５時から夜の10時まで、みなさんご存知のデパート、ブルーミングデールにおいて
「オープニング・ナイト・アット59th＆レックス」というイベントが開催されました。
（59丁目のレキシントン街はブルーミングデールのある場所です。）
ブルーミングデールはこの秋お２階の婦人服を中心にリニューアルしています。
これはリニューアルイベントの一つのようですね。
10/23(木)にも(夕方6時から8時) 「ガールズ・ナイト・アウト」というイベントをやっていました。
10/23(木)はあいにくチェックできなかったのですが、10/27(月)には「どれどれ？」と
物見遊山に出かけてきましたので、ご報告しますね。
さて、当日はイベント開催のため、お店は一応５時からクローズです。
このイベントに参加するにはまずチケットを手に入れなければならないようです。
で、土曜日にブルーミングデールへ出かけていって、インフォメーションで聞いてみました。
「月曜のイベントのチケットをいただきたいのですが、、、」
すると、どうでしょう。
なんと、インフォメーションの男性は引き出しからチケットを取り出すと、
私達（同僚も一緒でした）に ２枚ずつくれたんです。
「お友達も一緒に来るかもしれないから、余分にどうぞ。」って感じです。
あれ？チケット代は＄10で、エイズ関連のブロードウェイ主体のチャリティに寄付されるって聞いていたんだけど？
そう思って「お支払いは？」と聞いてみると、「当日どうぞ。」とのこと。
やっぱり、チケットを買った人限定というよりも、一人でも多くの人に参加して欲しいんですね。
そりゃーそうですよね。お店だもの。
ふーん、と思って、イザ当日。
確かに入店の際にはチケットを持っているかどうか確認はされましたが、
チケットを回収したり、チケット代を徴集したりということはやっていませんでした。
私達が気がつかないところでやっていたのでしょうか？
チケットの裏には名前や住所を書くようになっていて、顧客情報が欲しいんだなーとは思うんですけどね。
回収しなければ意味がないヨナーと思っていると、入り口付近に数種類懸賞応募箱が設置されていて、
その応募用紙としてチケットが利用されていました。
ブロードウェイのチケットが当たる、という懸賞があったので、私達はそこへチケットをポイッ。
お金、いらなかったね。
チャリティだから強制じゃないのかもね。
（再三心配になるんだけれど、私達の知らないところでやっていたのかしら？）
ま、チケットの心配はこれくらいにしておいて、とにかくイベントを見なくっちゃ、と
店内を歩くことに。
メインのイベントはブロードウェイ・ミュージカルの出演者による特別ライブ・パフォーマンスです。
2階、4階のエレベーターを上がったところに簡易のステージが設置されていて、
そこでパフォーマンスが行われるのです。
スケジュールは次の通り
|
ーOn the 2nd Floorー 42ND STREET 5:40 PM |
ーOn the 4th Floorー I LOVE YOU, YOU'RE PERFECT, NOW CHANGE
5:50 PM |
ご覧の通り、10分刻みで２階と４階を行ったり来たりのイベントスケジュールになっています。
常にどちらかで何かをやっているという感じ。
さらに、フードサービスが凄かったんです。
『犬も歩けばフードサービスに当たる』かのごとく、そこかしこに、ホットドッグや飲茶、ピザ、カナッペなどなどの
フードサービスと、カクテルやソフトドリンクを楽しめるドリンクサービスがありました。
お客様はそれぞれ、グラスを片手に優雅に、そしてムシャムシャ食べながら店内を見て回っているんです。
お店のカウンターや商品の横なんかにも、飲み終わったグラスが無造作に置かれていたりして、
「日本では考えられない」って感じです。
グラスはプラスティックのコップじゃありませんよ。ちゃんとしたガラス製です。
食べ物や飲み物をサーブしている人はもちろんのこと、
店内を歩いて、のみ終わったグラスを回収したりしているのはタキシードに蝶ネクタイのみなさんです。
なんだか優雅ですよね。
（みんなの食欲も怖いくらいだけれど、、、）
この日だけの割り引きサービスや、粗品プレゼントなど各階でいろんなお徳合戦が繰り広げられていて、
特設されたレジには長い列ができていました。
例）化粧品・香水を＄75以上お買い上げで、コスメティックギフトセット（11点入り）プレゼント
婦人服＄150以上お買い上げで、メリノセーター（＄49相当）プレゼント などなど
このお店は普段からエスカレーターを上がった場所などでフレグランスのプロモーションをやっているのですが、
この日も、化粧品と香水に関してはお徳情報満載のプレゼントブックを用意するという力の入れようで、
きれいなお姉さんが香水ビン片手に店内をぐるぐると回ってプロモーションしていました。
一体この一晩のためにいくらかけているのかしら？
他人事ながら予算が心配になってくる小市民なわたくしでした。
何となく、イベントの雰囲気をお伝えすることができたでしょうか？
この日、こんなにおもてなしを受けながら、私は結局何も買わずに帰ってしまいました、、、。
ごめんなさい。